研究課題
基盤研究(C)
生理的な細胞機能の発現に必須である細胞容積制御機構に関与する容積感受性クロライドチャネル(VSOR)の活性化メカニズムを明らかにする目的で、VSORの活性を制御する可能性が示唆されているKCNE1、ならびにアポトーシス刺激により活性化されるタンパク質リン酸化酵素の細胞容積制御機構における関与を検討した.その結果、いずれのタンパク質もVSOR活性化には関与しなかったものの、タンパク質リン酸化酵素であるJNKとp38がVSOR活性化の下流に位置する細胞内情報伝達系であることが初めて明らかとなった.
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Cell. Physiol. Biochem 20
ページ: 75-82