研究課題
基盤研究(C)
本研究によって私共は、細胞極性因子Par-3は上皮細胞のアドヘレスジャンクション(AJ)とタイトジャンクション(TJ)の形成に必須の役割を果たすが、接着分子ネクチンによって形成される初期の細胞接着には必須でないことを見出した。Par-3はネクチンとその裏打ち分子アファディンとの結合を促進するが、一方、アファディンはPar-3とネクチンの結合には関わらない。アファディンとネクチンとの結合だけではAJとTJの形成には十分ではなく、Par-3とアファディンが協調的に働いて、AJとTJの形成を制御している。
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