研究課題
基盤研究(C)
本課題では,様々なサイトカインによって活性化されるキナーゼであるNLK活性化機序の解明のためプロテオミクス的手法により,NLK複合体構成蛋白の同定を試みた。いくつかの分子が見いだされ,そのうちの一つのキナーゼについては実際にNLKや基質との結合が確認され,NLKによる基質のリン酸化にも影響を与えることも明らかとなり,NLKの活性を制御する分子である可能性が示唆された。また,複合体構成蛋白が分子標的となりうるかを評価する系として,ヒト正常繊維芽細胞が使用可能であることを明らかにした。
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Molecular Immunology 46 (6)
ページ: 1031-1041