研究課題
基盤研究(C)
アンドロゲンは乳癌の増殖を抑制するため、治療上有効な可能性がある。そこで本研究では乳癌におけるアンドロゲン作用を詳細に解析した。その結果、(1)乳癌組織ではアンドロゲンが合成されているが、エストロゲンのためアンドロゲン作用が抑制されていること、(2)アロマターゼという酵素はアンドロゲン合成を抑制すること、(3)乳癌患者にアロマターゼ阻害剤を投与するとアンドロゲン作用が亢進すること、(4)アンドロゲンにより17βHSD2が誘導され、それがアンドロゲンの乳癌増殖抑制作用に関与していること等が明らかとなった。
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