研究課題
基盤研究(C)
マンソン裂頭条虫擬充尾虫(幼虫)由来の免疫抑制因子(ES90)のN末端と内部のアミノ酸配列に基づいてRT-PCR法でcDNAが増幅でき、クローニングの基礎試料が得られた。また、同じ幼虫由来の130kDaの免疫抑制因子(ES130)を精製した。ES130は活性化マクロファージが産生する3つのケモカイン(RANTES, MIP-2, IP-10)の遺伝子発現を抑制し、炎症や免疫応答の抑制への関与が推察された。
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Yonogo Acta medica 巻52
ページ: 37-46