鞭毛虫類であるリーシュマニア原虫とマクロファージ細胞を用いて、経時的に細胞内に侵入、増殖したLeishmania amazonensisのアマスティゴート型原虫を、顕微鏡で観察するとともに、宿主細胞の動態解析をcDNA マイクロアレイでおこなった。マウス・マクロファージ細胞株(J774A.1)の未感染細胞、原虫感染初期、感染成立期の感染宿主細胞および、原虫からTotal RNA を分離した。それらのサンプルをオリゴマイクロアレイ(Agilent Technologies)(4 X 44K)1色法を用いて、約41,252 個のプローブについて、解析した。
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