| 研究課題/領域番号 |
19590517
|
|---|
| 研究機関 | 京都府立医科大学 |
|---|
研究代表者 |
大武 博 京都府立医科大学, 医学研究科, 教授 (20149925)
|
|---|
| 研究分担者 |
鵜川 義弘 宮城教育大学, 教育学部, 教授 (20232803)
金子 周司 京都大学, 薬学研究科, 教授 (60177516)
河本 健 広島大学, 医歯薬学総合研究科, 講師 (50224861)
竹腰 正隆 東海大学, 医学部, 講師 (80221373)
BRIAN Morren 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (20244519)
|
|---|
| キーワード | 医学英語 / 英文コーパス / 共起表現 / 英語論文作成 / インターネット |
|---|
| 研究概要 |
本研究の初年度にあたる平成19年度には、「共起表現」の分析・収集を推進するために、医学関連英文のコーパス及び分析システムの整備を中心に研究活動を行った。英米人の英文については、既に3千万語からなる専用コーパスを構築済みであったが、さらに資料を充実するため、収録語数を6千万語に拡充した。対比資料として、日本人の英文の収集・コーパス構築に着手した。具体的には、以下に述べる点について、初年度の完了を目標としていたが、いずれもほとんど達成することができた。
(1)PubMedより医学関連英語論文アブストラクトの収集(ネイティブ版英文コーパス)
(現在の3千万語コーパスの整備・拡充し、6千万語の英文コーパスを構築した)
(2)PubMedより医学関連英語論文アブストラクトの収集(日本人版英文コーパス)
(日本人英語の特性分析に利用するため、日本人研究者により投稿された論文の英文アブストラクトを収集し、1千万語の日本人の英文コーパスを構築した)
(3)コンコーダンス表記システムの拡充
(コンコーダンスの表示により、任意の語・語句の前後にどのような表現が出現しているのか、言語使用の実態を一目瞭然の形で提示するシステムを開発した。また任意の語・語句の前後に共起する単語のリストを頻度数と共に表示することで、単語同士の親和性を量的に判断することが可能になるシステムを開発した。)
(4)単語の頻度分析
(共起表現研究の対象となる単語の絞込み)
|
