研究課題
基盤研究(C)
新医薬品の既存薬からの増分費用効果比(ICER)が一定額以下でなければ医療保険の対象としないという欧米の考え方を踏まえ、73成分の新医薬品のわが国での薬価算定額を基に一定額の算出を試みた。ICERは120円~1900万円と大きくばらつき、現行の薬価算定方式では新医薬品の費用対効果を反映できていないことが示された。疾患に対する薬剤の治療充足度とICERとの間で逆相関の傾向がみられ、現行の薬価制度下での一定額設定の可能性が示唆された。
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YAKUGAKU ZASSHI 130(4)
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