研究課題
基盤研究(C)
本研究は酸化ストレス応答を制御する転写因子Bach1の心血管疾患における役割を研究するために行われた。1) ヒト血管平滑筋細胞および内皮細胞においてBach1がヘムオキシゲナーゼ1(HO-1)の発現を制御していること、2) Bach1による転写応答、特にHO-1の発現調節が圧負荷による心肥大形成に関与していること、3) Bach1欠損はHO-1の発現を介して動脈硬化形成を抑制していること、4) Bach1が心筋梗塞後の左室リモデリングにおいて重要な役割を果たしていることが明らかとなり、Bach1が心血管疾患の病態に深く関与していることが示唆された。
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Hypertens Res 31
ページ: 987-998
ページ: 783-792
J Atheroscler Thromb (In press)