研究課題/領域番号 |
19590584
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衛生学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
平林 公男 信州大学, 繊維学部, 教授 (20222250)
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研究分担者 |
山本 雅道 信州大学, 山岳科学総合研究所, 助教 (40143995)
風間 ふたば 山梨大学, 医学工学総合研究部, 教授 (00115320)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 超音波 / 害虫防除 / ユスリカ類 / 下水処理排水 / 物理的防除 / 生物的防除 |
研究概要 |
下水高度処理水貯槽内において、大量発生するユスリカ類の防除法確立のために、様々な条件で超音波刺激をユスリカ類(幼虫、蛹、卵塊)に与え、その死亡率を検討した。その結果、28KHzと45KHzでは、15秒で50%以上が死亡し、45秒、90秒で90%以上が死亡した。100KHzでは、どの刺激時間においても、3-9%の死亡率であり、有意な差が認められなかった。最も効果的な組み合わせは、周波数が28KHzで刺激時間が30秒以上であった。また、同じ条件で超音波刺激を与えた場合、ユスリカの蛹が最も死亡率が高く、次いで4齢幼虫であった。最も死亡率が低かったものは卵塊であり、数%であった。卵塊については、孵化させた後、プランクトニックな若齢幼虫となっていれば、魚類による捕食が効率よく行われ、生物的な防除が有効であることが示唆された。
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