研究課題
基盤研究(C)
培養脂肪細胞において、EGF受容体(ErbB)ファミリーであるErbB1~4はすべて発現しており、分化に伴って発現量の変化がみられた。経口糖尿病薬・グリクラジドおよび茶カテキンは、 EGFによるErbB1のリン酸化を抑制し、分化を促進することがわかった。さらにグリクラジドは成熟脂肪細胞の核抽出物におけるPPARγのDNA結合能を低下させ、転写活性にも作用することを明らかにした。これらのことより、脂肪細胞におけるEGF-ErbB系を制御することによってメタポリックシンドロームの予防・治療に寄与することが示唆された。
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