研究課題
基盤研究(C)
高齢者によるボランティア活動がボランティア自身の健康度やQOLに及ぼす影響を検討した。介護予防のためのボランティア希望者78名を、活動支援(介入)群と自主活動(対照)群にわけ、介入群には積極的な支援プログラムを提供し、対照群には通常の講座への参加を促した。ベースライン調査は、2007年に実施され、2年後に追跡調査が実施された。介入群に有意な改善がみられたのは開眼片足立ち時間のみであった。一方、対照群に有意な改善が見られたのは生活満足度とソーシャルサポートであった。3か月に1回程度の支援でもボランティアのQOL維持のためには効果的であるかもしれないことが伺えた。
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