人生中途で視覚を失うと、人は通常の生活が出来なくなる。しかしその状態でも、試みに手で周囲の物品に触れると、大概の日用品は触れた瞬間にそれが何かを認識できる。この現象を活用し、触覚を用いた生活と健康のバリアフリー調査法開発を行う。 (1)生活や健康に関するキーワードを手指の触覚から想起する触知実体を開発する。 (2)生活や健康に関する触知実体を手の触覚を頼りに配置する触知座標而を開発する。 (3)上記の触知実体と触知化座標面を組み合わせ、触覚から生活と健康の全体像を描く触知マップ作成手順を開発する。 (4)中学生を対象に触知マップの実用性を検証する。 (5)視覚障害者を対象に触知マソプの実用性を検証する。 (6)視覚と聴覚の重複障害者(盲ろう者)を対象に触知マップの実用性を検証する。
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