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2007 年度 実績報告書

新規炎症性腸疾患モデルマウスの樹立と解析

研究課題

研究課題/領域番号 19590711
研究機関東北大学

研究代表者

高橋 成一  東北大学, 病院, 助教 (40312574)

研究分担者 木内 喜孝  東北大学, 大学院・医学系医学系研究科, 准教授 (20250780)
高木 承  東北大学, 病院, 助教 (50400346)
キーワード炎症性腸疾患 / モデルマウス
研究概要

新規炎症性腸疾患モテルマウスとして、ヒトHLA-B52遺伝子トランスジェニックマウスを樹立するために、まずヒトHLA-B52遺伝子の単離を開始した。当初ヒトHLA-B52遺伝子をホモにもつリンパ芽球培養細胞から、プロモーター領域を含むHLA-B52遺伝子フラグメントを得る予定であったが、ヒトHLA-B*52011cDNAプラスミドクローンが手に入ったため、これを用いることとした。プラスミドクローンに対し両端にリンカーを付けたPCRプライマーを設計し、cDNA配列を増幅後、pUC系プラスミドクローンに組み込んだ。さらにウサギのβグロビン遺伝子ポリAシグナルと、非古典的なHLAクラスI分子であるT3b遺伝子のプロモーター領域SphI-HindIII2.8-kbを各々有するプラスミドにサブクローンし精製した。インサート配列を310Genetic Analyzerを用い確認したところ、ライゲーション部において設計した配列と一部異なっており、塩基配列の脱落が推定された。そこでリンカー付きプライマーを再度設計し直して、PCR増幅後pUC系プラスミドクローンに組み込み、また、各サブクローン段階で塩基配列を確認した。最終的に同様の手順を踏み、DNAコンストラクトを作出し、制限酵素で切断・直線化し精製を行った。現在日本クレアよりC57BL/6JマウスとMCH-ICRマウスおよびBDF1マウスを購入し、DNAのマイクロインジェクションを計画している。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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