研究課題
基盤研究(C)
病態心では、βサブユニットKCNE1遺伝子を介してIKs電流が修飾され不整脈の発生様式や抗不整脈薬の効果に影響すると推察されるが、この点の報告はない。我々は、KCNE1の発現増大が、IKs電流量、活動電位持続時間、心電図波形、不整脈の発生様式に及ぼす影響を解析した。その結果、(1)IKsは減少、(2)IKrの寄与率が相対的に高まる、(3)IKrブロッカーの効果が高まる、(4)APD延長の逆頻度依存性が増す、ことを明かにした。
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Journal of Pharmacological Sciences 108(3)
ページ: 301-307