研究課題
基盤研究(C)
近年、ギャップ結合をはじめとする不整脈発生基盤の多くの因子が解明され、不整脈発生基質に焦点をあてたupstream 治療の重要性が注目されている。本研究はでin vivo(心肥大/心不全モデル動物)およびin vitro(培養心筋細胞)の実験系を用いて、心房筋・心室筋ギャップ結合の質的・量的変化、それを調節するRAA系とその下流因子の解析、同時に電気生理学的特性の変化を解析し、不整脈の発生・維持機構を分子生物学・生化学・生理学的に同時に解明する新しいアプローチを試みる研究を行った。従来、不整脈の発生・維持に関与するメカニズムの研究は、細胞膜上のチャネル特性を検討する電気生理学的アプローチが主であった。本研究結果は、不整脈の発生・維持に関与するメカニズムを、ギャップ結合リモデリングに焦点をあて、RAA 系を中心とした情報伝達系を解析し、ギャップ結合制御を目的とした不整脈の新しい治療薬の開発につながり、upstream治療に大きく貢献すると思わ
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