研究課題
基盤研究(C)
本研究課題は摂食促進ホルモンの一つであるグレリンについて,血圧調節機構におけるその病態生理学的機能を明らかにすることを目的とし,グレリン遺伝子欠損マウスの循環動態(血圧・心拍数)の経時的な変動および日内リズムの異常の有無をテレメトリー自動計測システムにて解析し,さらに血中心房性Na利尿ペプチド及びアンギテンシンII動態を精査した。本研究により,グレリンが摂食促進作用以外に自律神経の機能を調節して血圧・心拍などのトーンバランスを制御する可能性が示唆された。
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