研究課題
基盤研究(C)
慢性虚血性心疾患に対し経冠静脈カテーテルを用い骨髄単核球移植治療を行った。自覚症状は、大部分の症例に改善が認められた。骨髄単核球の細胞数の少ない1例では、心筋シンチでの改善は認めなかった。またCD34陽性細胞数と虚血改善効果は心筋シンチの結果では相関することが明らかとなった。治療不応性慢性心筋虚血に対する虚血改善効果が示唆された。しかし治療効果が長期に維持されるのか、予後は改善するかなどについては今後も継続的に検討が必要である。
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Int J Cardiol Epub ahead of print