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2009 年度 実績報告書

バーター症候群の臨床的鑑別法と腎電解質代謝の解明

研究課題

研究課題/領域番号 19590936
研究機関東京大学

研究代表者

渡邉 秀美代  東京大学, 医学部附属病院, 医員 (30422314)

研究分担者 池田 敏之  東京大学, 医学部附属病院, 医員 (80322759)
小笠原 徹  東京大学, 医学部附属病院, 講師 (20359623)
内田 俊也  帝京大学, 医学部附属病院, 教授 (50151882)
キーワードCa感知受容体 / バーター症候群 / 副甲状腺機能低下症 / 腎電解質異常 / 低Ca血症 / 慢性腎不全 / 骨異栄養症 / 遺伝子治療
研究概要

H20年度までに腎臓のヘンレ上行脚に特異的に発現させる3種類のNKCC2プロモーター、THPプロモーター、他に近位尿細管に発現させるためのNPT2aプロモーター、遠位集合管に発現させるためのAQP2プロモーターをクローニングした。そしてこれらのプロモーターの下流にGFP遺伝子をつないだ発現部位組織特異性検出用のアデノウィルスと、同じそれぞれのプロモーターの下流にカルシウム感知受容体の活性型変異遺伝子をつないだアデノウィルスを作成した。そしてこれらのアデノウィルスをラットの腎臓に発現させる方法を工夫した。
H21年度には上記のアデノウィルスをラットの腎臓に発現させることに成功し、目的遺伝子発現の組織特異性を免疫組織染色で確認すると共に、カルシウム感知受容体の活性型変異遺伝子を組織特異的に発現させた結果の表現型(腎臓における電解質代謝の変化)を、ラットの血液と腎臓を用いて解析した。後者については現在まだ実験継続中であるが、前者に関しては論文が完成しており、投稿中である。
ただし、東大医学部附属病院事務部での独自の規定によって、有償研究者しか科研費の申請及び既に配布されている科研費の受け取りができないことになっている。筆者は2009年度は4月一ヶ月で有償職(医員)の任期が終わり、5月からは無給の客員研究員になったため、2009年度は4月一ヶ月しか科研費を使用できなかった。そのため研究は予定より遅れている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2009

すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件)

  • [雑誌論文] C/EBPbeta Promotes transition from proliferation to hypertrophic differentiation of chondrocytes through transactivation of p572009

    • 著者名/発表者名
      Hirata M, Ogasawara T, Ikeda T, et.al
    • 雑誌名

      PLoS One. 4(2)

      ページ: E4543-48

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Screening of chondrogenic factors with a real-time fluoresce nce-monitoring cell line ATDC5-C2ER : identification of sorting nexin 19 as a novel factor2009

    • 著者名/発表者名
      Kan A, Ikeda T, Ogasawara T., et.al
    • 雑誌名

      Arthritis Rheum. Nov ; 60(11)

      ページ: 3314-23

    • 査読あり
  • [雑誌論文] Podocyte foot process effacement in very early phase of passive Heymann nephritis is not a prerequisite for proteinuria2009

    • 著者名/発表者名
      Nosaka H, Uchida S, et.al
    • 雑誌名

      J Nephrol. Jul-Aug ; 22(4)

      ページ: 484-90

    • 査読あり

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公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

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