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2007 年度 実績報告書

沖縄産緑黄色野菜の血圧、脈波、腎機能、酸化ストレスへの効果に関する無作為割付研究

研究課題

研究課題/領域番号 19590959
研究機関琉球大学

研究代表者

大屋 祐輔  琉球大学, 医学部, 准教授 (30240964)

研究分担者 等々力 英美  琉球大学, 医学部, 准教授 (60175479)
井関 邦敏  琉球大学, 医学部附属病院, 准教授 (90193383)
D・CRAIG Willcox  沖縄県立看護大学, 看護学部, 講師 (70316214)
キーワード食事 / 血圧 / 野菜 / 酸化ストレス / 脈波 / 尿中微量アルブミン
研究概要

沖縄に在住する健康な40-60歳代の米国人男女138名を無作為に2群に分け、クロスオーバーデザインで4週間の介入期間と対照期間を割り付けた。伝統的沖縄食を現代風レシピに改良したチルド食8食分/1週、ゴーヤジュース約1L/1週を配送した。対照群は従来のアメリカ型食事を摂取するように指導した。介入前後に食事調査と空腹時血清と24時間蓄尿を採取,家庭血圧及び脈波伝播速度値を測定した。前半介入の結果によると、尿中ナトリウム排泄は介入群0.94g/日の減少、対照群0.04g/日の増加、体重変動は介入群において0.9kg、対照群において0.1kgの減少,血圧変動は介入群において収縮期2.6mmHg、拡張期2.1mmHg、対照群において0.2mmHg、0.3mmHgの減少がそれぞれ見られた。沖縄野菜を豊富に取り入れた伝統的沖縄型食事が、高血圧予防や改善に有効である可能性が示唆された。現在、脈波の変化、尿中微量アルブミン値の変化について測定中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 各種だし素材使用量と野菜摂取量および摂取電解質(Na,K)量との相関:40-60歳代の沖縄県住民を対象とした栄養疫学研究2007

    • 著者名/発表者名
      黒田素央、等々力英美、大屋祐輔、佐々木敏
    • 学会等名
      第30回日本高血圧学会総会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2007-10-27
  • [学会発表] 沖縄野菜摂取の血管内皮前駆細胞(EPC)に及ぼす影響(無作為割付研究)2007

    • 著者名/発表者名
      真野理恵子、石田明夫、大屋祐輔、等々力英美、瀧下修一
    • 学会等名
      第30回日本高血圧学会総会
    • 発表場所
      沖縄
    • 年月日
      2007-10-27

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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