研究課題/領域番号 |
19590959
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腎臓内科学
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研究機関 | 琉球大学 |
研究代表者 |
大屋 祐輔 琉球大学, 医学部, 教授 (30240964)
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研究分担者 |
等々力 英美 国立大学法人琉球大学, 医学部, 准教授 (60175479)
井関 邦敏 国立大学法人琉球大学, 医学部附属病院, 准教授 (90193383)
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連携研究者 |
ウィルコックス クレイグ 沖縄国際大学, 総合文化学部, 准教授 (70316214)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 食事 / 血圧 / 野菜 / 食塩 / 脈波 / 介入 / 酸化ストレス / アルブミン尿 |
研究概要 |
沖縄野菜を積極的に食することが健康指標を改善するかを、通常それらを食することの少ない沖縄在住米国人(チャンプル3研究)と首都圏在住日本人(チャンプル4研究)を対象として、無作為割付介入試験を行った。介入では、伝統的沖縄食を現代風レシピに改良したチルド食8食分/1週などを配送した。対照群では従来の食事を摂取するように指導した。沖縄食は、米国人、日本人のいずれにおいても、血圧、体重を有意に減少させた。いずれも、尿中食塩排泄量の約3gの減少を伴っていた。また、チャンプル3研究において、潜在的腎障害のマーカーである尿中微量アルブミンや血管機能のマーカーである末梢血中の内皮前駆細胞数が改善した。以上から、野菜を多用する食事は生活習慣の修正の有用な戦略となる可能性がある。
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