研究課題/領域番号 |
19590965
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研究機関 | 東京女子医科大学 |
研究代表者 |
土谷 健 東京女子医科大学, 医学部, 准教授 (00246472)
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研究分担者 |
芳田 工 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (80297449)
土谷 まり子 東京女子医科大学, 医学部, 講師 (00266826)
代田 さつき 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (10366338)
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キーワード | siRNA / 左右軸 / ノックアウトマウス / アデノウィルス / マイクロアレイ / 培養細胞 |
研究概要 |
1、コンディショナルノックアウトマウスの作製 Cre-loxPシステムによるコンディショナルジーンターゲッティングの方法を用いた。従来の研究期間に作製していたコンストラクトをもとに最も表現型発現が確実と考えられるexon2を欠失させるinv遺伝子のターゲッティングベクターの構築をすすめた。コンストラクトは、ターゲットのexon2をはさむ位置にloxP siteを挿入し、PKG-neo casseteを方向マーカーとした。 2、inv機能的遺伝子改変動物および細胞を用いたinvの生理学的、病態生理的意義の検討 機能的遺伝子改変:RNAiの発現vectorおよびadenovirus vectorをHydrodynamic法によりマウス個体、また従来の遺伝子導入により培養細胞で発現させ、mRNA発現レベルを調節した。 (1)マウス個体でのRNAi、およびadenovirusによる過剰発現:invに特異的なRNAiを発現vectorに組み込み、マウスの尾静脈より1ml volume(50-200・g plasmid)を急速静脈注入を行った。Adenovirusによる過剰発現も同様の方法にて急速投与することにより、従来の報告よりはるかに効率のよい腎臓発現が研究者らによりはじめて確認された。 (2)培養細胞におけるRNAiおよびadenovirusによる過剰発現:同様のplasmidを従来通りのlipofectaminを用いたtransfectionをcell line(M1,MDCK,mIMCD3 cell)に行った。細胞の増殖ならびに細胞間結合のゆるみが観察された。
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