研究課題
基盤研究(C)
本研究ではin vitroの系を用いてグリアからのシグナルが運動ニューロンに与える影響を明らかにした。実験材料として変異SOD1(G93A)を導入したトランスジェニックマウス(筋萎縮性側索硬化症モデルマウス)を用いた。変異SOD1を発現したアストロサイト上の運動ニューロンは生存率が低下、細胞体の面積が小さく軸索が短かった。Bax inhibitorであるV5を培養液に加えることで生存率の低下を抑制でき、細胞毒性の機序としてBaxカスケードの関与が示唆された。
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