研究課題
基盤研究(C)
健常者の末梢血中におけるLAP陽性CD4+T細胞は1%未満であり、極めて少数の細胞群であった。健常者と比較して多発性硬化症(multiplesclerosis : MS)患者における量的変化を明らかにすることはできなかった。また、MS患者において病期による明らかな差異を見出すこともできなかった。末梢血LAP陽性CD4+T細胞は極めて少数であり、ex vivoでサイトカイン産生能やサプレッサー機能解析を行うことは極めて困難であった。このことから、MSの病態制御にLAP陽性T細胞を臨床応用する場合には、in vitroにおいてヒトLAP陽性T細胞を効率良く誘導し、その機能維持を図ることが重要であると考えられた。また、末梢血単球からの脳由来神経栄養因子(brain-derived neurotrophic factor : BDNF)産生低下が、MSの障害度進行に関与する可能性を指摘した。
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