研究課題
基盤研究(C)
妊娠後期の低栄養による低出生体重マウスモデルを確立した。出生時には低体重とともに、膵β細胞量は著明に減少していた。その後、通常飼育にて10週齢頃に膵β細胞量は対照群に追いついたが、その後、インスリン抵抗性の条件下で、膵β細胞不全となり、糖尿病を発症した。低体重出生時には膵β細胞の発育不全(量の低下)があり、その後、膵β細胞の予備能の低下(脆弱性の完進)が起こると考えられた。膵β細胞不全のメカニズムの解明に応用できると考えられる。
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