新規関節リウマチモデルマウスを用いた病態進行のメカニズム解明と治療法の検討

2008 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 19591173
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 膠原病・アレルギー・感染症内科学
• 研究機関: 名古屋市立大学
• 研究代表者: 金澤 智 名古屋市立大学, 大学院医学研究科, 助教 (90347401)
• 研究期間 (年度): 2007 – 2008
• キーワード: リウマチ学 / 関節リウマチ / モデルマウス / 治療薬

研究概要

新規トランスジェニックマウス (D1CC マウス)のホモ化(トランスジーンをホモに持つ)を試みた。 Real-time PCR 法を用いる事でホモとヘテロマウスを同定する事が可能となり、ホモマウスを用いた系統維持が可能となった。また本マウスに抗リウマチ薬(推奨度 A)を投与する事で、関節炎の抑制効果が確認された(論文準備中)。 加えて関節外病変として生じる間質性肺炎を組織学的に捉える事に成功した(論文準備中)。

研究成果

• [雑誌論文] 関節リウマチおよび関節外病変を示す新規モデル動物(D1CC マウス) (2008)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智
  • 雑誌名: 化学工業 59 ページ: 934-940
• [学会発表] 関節リウマチモデル動物(D1CC マウス)を用いた炎症初期における抗CCP 抗体価の動態と滑膜細胞の病理組織学的変化 (2008)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、岡本 尚
  • 学会等名: 第29回日本炎症・再生医学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20080708-10
• [学会発表] 関節リウマチモデル動物(D1CC マウス)における炎症初期の滑膜細胞について (2008)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、岡本 尚
  • 学会等名: 第31回日本分子生物学会年会、第81回日本生化学会大会
  • 発表場所: 神戸
  • 年月日: 2008-12-10
• [学会発表] MAP 様キナーゼ NLK を介した新たなHIV転写調節機構について (2008)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、石谷 閑、石谷 太、松本 邦宏、岡本 尚
  • 学会等名: 第56回日本ウイルス学会
  • 発表場所: 大阪
  • 年月日: 2008-11-26
• [学会発表] 関節リウマチ様および関節外病変を示す新規モデル動物 (2008)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智
  • 学会等名: 新技術説明会、科学技術振興機構
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2008-05-23
• [学会発表] 新規関節リウマチモデル動物(D1CC マウス)を用いた抗リウマチ薬の有効性の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、水野 伸弘、吉田 俊治、岡本 尚
  • 学会等名: 第30回日本分子生物学会年会、第80回日本生化学会大会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 20071211-15
• [学会発表] MAP 様キナーゼ NLK による新規 HIV 転写調節機構の解析 (2007)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、石谷 閑、石谷 太、松本 邦宏、岡本 尚
  • 学会等名: 第21回日本エイズ学会
  • 発表場所: 広島
  • 年月日: 20071128-30
• [学会発表] 新規関節リウマチモデル動物(D1CC マウス)を用いた抗リウマチ薬の有効性の検討 (2007)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、水野 伸弘、吉田 俊治、岡本 尚
  • 学会等名: 第28回日本炎症・再生医学会
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 20070802-3
• [学会発表] 動物モデルでの関節炎の解析(1)(ワークショップ)、 CIITA トランスジェニックマウス(D1CC マウス)を用いた RA 治療薬の効果 (2007)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、水野 伸弘、吉田 俊治、岡本 尚
  • 学会等名: 第51回日本リウマチ学会総会・学術集会
  • 発表場所: 横浜
  • 年月日: 20070426-29
• [学会発表] 関節リウマチ様および関節外病変を示す新規モデル動物 (2007)
  • 著者名/発表者名: 金澤 智、岡本 尚
  • 学会等名: 科学技術振興機構(JST)、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)
  • 発表場所: 東京
  • 年月日: 2007-09-12
• [備考] ホームページ
  • URL: http://www.med.nagoya-cu.ac.jp/molgene.dir/index.html