細胞株を用いて、活性型ビタミンD、副甲状腺ホルモン(PTH)などのカルシウム調節ホルモンとcanonical wnt経路のクロストークが存在することを証明した。さらに、wntのcoreceptorの1つであるlow-density lipoprotein receptor-related protein 6(Lrp6)の骨代謝における機能をLRP6の機能が低下した自然発症マウスrsを用い、解析した。その結果、wntのLRP6を介する効果としては骨芽細胞におけるRANKLの発現を抑制する事によって破骨細胞形成を抑制し、骨量を増加させることである事を証明し、論文として公表した。
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