研究課題
基盤研究(C)
離乳早期日本白色系家兎を用い血管炎モデルを作成し、HMG-CoA還元酵素阻害剤(スタチン)の抗炎症効果を検討した。結果として、血管炎モデルでは、内膜の剥離を伴う全層性の炎症性変化、中膜を中心とする浮腫状血管壁肥厚、内弾性板の破壊などを伴う血管炎が出現し、血管炎惹起1ヶ月後も継続した。一方、スタチン投与群において、全層性の炎症反応は軽減し、内膜の限局的炎症性変化、軽度の血管壁肥厚を中心とする変化に留まる傾向が見られた。以上の結果より、スタチンの血管炎に対する抗炎症効果が認められた。
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Cardiology in the Young 17
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http://koto8.kpu-m.ac.jp/~pedchd/rs-JSPCCS2008.html