研究課題/領域番号 |
19591235
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
石黒 信久 北海道大学, 大学病院, 助教 (40168216)
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研究分担者 |
遠藤 理香 北海道大学, 大学院・医学研究科, 助教 (30399852)
有賀 正 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (60322806)
笠原 正典 北海道大学, 大学院・医学研究科, 教授 (30241318)
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キーワード | ヒトボカウイルス |
研究概要 |
(1)モノクローナル抗体作成 咽頭スワブ液から得られたcDNAを鋳型としたRT-PCR法を用いて、ヒトボカウイルス(HBoV)のカプシド蛋白(VP1及びVP2)のcDNAをクローニングした。HBoV VP1及びVP2 cDNAを発現ベクターに組み込み、バキュロウイルス(Bac-to-Bac system)系を用いてHBoV VP1及びVP2蛋白を合成した。これらを免疫したマウスの脾臓細胞とミエローマ細胞を融合させ、形成されたハイブリドーマ細胞を蛍光抗体法にてスクリーニングした。現在、クローニング中である。 (2)ウイルス様粒子(VLP)の作成 HBoVのカプシド蛋白VP2をバキュロウイルス・昆虫細胞に発現させて、その培養上清及び細胞抽出液を回収後、超遠沈法にて分画を採取する。各分画をSDS-Pゲルに泳動後してVLPが形成されていることが確認できた。 (3)EIAを用いた抗HBoV抗体測定系の開発 バキュロウイルス・昆虫細胞にて作成したVLP(上記(2)参照)を抗原としたEIA系を作成中である。
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