研究課題
基盤研究(C)
エピプラキンは、自己免疫性表皮下水疱症の自己抗原として同定された表皮細胞内分子である。創傷治癒2日目において、エピプラキン存在下で、核周囲にケラチンが凝集し、2日目以降に核と細胞膜の間に線維として再構築され、同時に表皮細胞が肥大化した。エピプラキンノックアウト表皮細胞では、細いケラチン線維が、細胞膜と平行に走行して観察され、表皮細胞の肥大化が生じなかった。このことからエピプラキンは、ケラチン線維を束ねて細胞強度を与える役割を果たしていることが推定された。
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