研究課題
基盤研究(C)
SNAP-25はシナプス前神経末端からの神経伝達物質の放出に、不可欠の蛋白質である。連携研究者の高橋らはSNAP-25のリン酸化部位であるSer187をAlaに置換したノックインマウスを作成した。このマウスは高所から飛び降りるなどの衝動行動や外傷性白内障をきたすまで自分の目を引っ掻いてしまうなどの自傷行為を示した。このマウスの衝動性を抑える目的で、胃の中にチューブを観血的に留置し各種向精神薬を急性投与あるいは慢性投与異常行動が抑制されるかどうかを調査した。しかし、現時点では、いずれの薬物も急性もしくは慢性投与において、マウスの行動に明らかな変化をもたらすことはなかった。
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