研究課題
基盤研究(C)
本研究では、マウスモデルを用いて、リンパ節内微小転移病巣を描出するための画像診断技術の開発を目指した。SPECT装置とMRI装置の両者で利用できる共通ベッドを作成した。Tc-99m標識フチン酸をマウス足部軟部組織内に投与し、マウスを共通ベッド上に固定した後、小動物用SPECT/CT装置を用いてリンパシンチグラムを撮像し、センチネルリンパ節を同定した。続いて、マウスを共通ベッド上に固定したまま、3.0T人体用MRI装置とマウス用コイルを組み合わせた高分解能MRIシステムに移動させ、このリンパ節の内部構造を観察した。共通ベッドの利用により、誤差1mm以下の高精度でSPECT画像と高分解能MRI画像とを融合することができた。これにより、Tc-99m標識フチン酸により高感度で同定できたマウスのセンチネルリンパ節の内部構造を高分解能MRI画像で観察することが可能となった。
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