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2007 年度 実績報告書

リアルタイムMRIナビゲーションを利用した乳癌低侵襲治療システムの確立

研究課題

研究課題/領域番号 19591506
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

清水 智治  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (70402708)

研究分担者 村田 聡  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (90239525)
阿部 元  滋賀医科大学, 医学部, 助教 (80283563)
遠藤 善裕  滋賀医科大学, 医学部, 講師 (40263040)
来見 良誠  滋賀医科大学, 医学部, 准教授 (70205219)
谷 徹  滋賀医科大学, 医学部, 教授 (20179823)
キーワード乳房温存療法 / 低侵襲治療 / 3)センチネルリンパ節生検 / リアルタイムMRI / 乳癌
研究概要

乳房全摘術予定の患者を全身麻酔下にリアルタイムMRI装置内に誘導した。リアルタイム画像で乳癌を観察することが可能であることを確認して,乳癌を穿刺針にて穿刺し,生体内でマイクロ波凝固を行つた。マイクロ波凝固直後に乳房全摘術を行った。病理組織検査に必要な組織標本を確保して,それ以外の標本にて,腫瘍壊死範囲を同定することができた。これまでに2名の患者で同意を得ることができ,摘出標本をマイクロ波凝固した際の凝固範囲とほぼ同等であることが判明した。
乳房摘出術前に,リアルタイムイメージ下にてガドリニウム造影剤を用いてセンチネルリンパ節の描出が可能かどうか検討を行った。ガドリニウム造影剤を皮下注射した直後にリンパ流が観察されたが、ガドリニウムがリンパ節に停滞せず,早く流れ出てしまうようでセンチネルリンパ節の描出は困難であることが判明した。投与方法,投与薬剤の工夫を検討中である。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2007

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] 乳房温存治療としてのリアルタイムMRIガイド下マイクロ波凝固療法の可能性2007

    • 著者名/発表者名
      清水 智治
    • 学会等名
      第45回日本癌治療学会総会学術集会
    • 発表場所
      京都国際会議場
    • 年月日
      2007-10-24
  • [学会発表] リアルタイムMRIガイド下マイクロ波凝固療法による乳癌治療の可能性2007

    • 著者名/発表者名
      清水 智治
    • 学会等名
      第107回目本外科学会定期学術集会
    • 発表場所
      大阪国際会議場
    • 年月日
      2007-04-12

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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