• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2007 年度 実績報告書

アミノ酸の惹起する細胞内シグナル伝達の基礎研究と腸管蠕動不全治療の研究アプローチ

研究課題

研究課題/領域番号 19591523
研究機関兵庫医科大学

研究代表者

飯干 泰彦  兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10340994)

研究分担者 廣田 誠一  兵庫県医科大学, 医学部, 教授 (50218856)
田附 裕子  兵庫県医科大学, 医学部, 助教 (10397698)
平野 公通  兵庫県医科大学, 医学部, 講師 (90340968)
飯室 勇二  兵庫県医科大学, 医学部, 准教授 (30252018)
藤元 治朗  兵庫県医科大学, 医学部, 教授 (90199373)
キーワードアミノ酸 / 細胞内シグナル / 腸管蠕動不全
研究概要

栄養素としてのアミノ酸に各種サイトカインやホルモンと同様の細胞内シグナル活性化物質としての作用があるこが注目されてきている。このアミノ酸によって惹起されるシグナルの一部にmTORを介する伝達系があり、これはKITの下流シグナルとしても知られている。そこで、KITを発現している腸管蠕動運動のペースメーカーであるカハール介在細胞(ICC)に注目し実験を行なった。このICC細胞においてアミノ酸によって惹起される細胞内シグナルの変化が明らかになれば、ICC細胞が欠如している腸管蠕動不全に対して、アミノ酸療法によるICC細胞機能の改善が期待される。そこで、19年度においては、KIT発現細胞であるMast Cellの培養を行い、各種のアミノ酸の添加実験を行った。アミノ酸添加培養細胞におけるアミノ酸構成の変化をアミノ酸分析により検討した。また、アミノ酸添加培養細胞での蛋白合成に関与するシグナル活性化を検討した。しかし19年度における細胞培養実験では、KIT発現細胞であるMast Cellにおいて、各種アミノ酸添加によるアミノ酸発現の変化や細胞内シグナルの有意な変化を証明できなかった。

URL: 

公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi