研究課題
●新規食道癌抗原であるCU-EC-10抗原を用いた血液検査方法の有用性を検討した。●WEBサイトにて、HLA class Iに認識されるエピトープを選別した。●選別したエピトープに対応するペプチド断片を精製して、ELISAキットの結合標的とした。このペプチド断片を精製して、ELISAキットを試作した。●このキットを用いて、食道癌患者合計30名の血清中の抗CU-EC-10抗体をスクリーニングした。陽性率は、15%前後であった。解析症例数がまだ少数であるため臨床病理学的因子に関する統計解析上の有意差を認めていない。●健常者の血清を対照として、陽性率を検討した。その結果、健常者では、陽性者はいないことがわかった。
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