研究課題
基盤研究(C)
近年、早期診断と手術・化学療法の進歩によりわが国の胃癌治療成績は世界最高水準にある。しかし、胃癌腹膜播種は治療方法の確立していない難治性の病態である。本研究の目的は胃癌腹膜播種に対して、新しい治療方法を確立することにあった。結果としてはアクチン阻害剤であるラトルンキュリンが、ヒト胃癌細胞株に対して強い抗腫瘍効果を持ち、マウスにおける腹膜播種モデルでは生存期間の大幅な延長が見られることを確認できた。
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Anticancer Research Vol.29(in press)
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