研究課題
基盤研究(C)
先天性胆道拡張症(以下CBD)における胆管拡張の原因を検索する事を目的に、CBD8例と胆嚢に異常のみられない7例の小児計15例の胆嚢を用いて神経組織を検索した。胆嚢壁の血管網はCBD群において有意に減少し、血管表面に神経叢が描出された割合もCBD群において有意に低下していた。神経節細胞数に有意差は認められなかった。CBDでは血管床の減少に伴う胆嚢壁内の血流低下によって、胆管や胆嚢の収縮不全と拡張を来たすと共に、血管周囲神経叢が減少して壁内動脈の収縮を抑制し、血流減少を代償していると考えられた。
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