研究課題
平成19年度は作成した動物モデルがgemcitabineの奏効モデルとして適正であることを確認し、この成果をAnnals of Surgical Oncology誌にpublishした。さらに、胆道癌の臨床症例を集積し、現在までgemcitabine投与症例は総計107例となった。これらに対するgemcltabineの薬剤効果はpartial response(PR)11%、stable disease(SD)52%、progressive disease(PD)37%であった。これら症例の中から、materialとして解析可能な凍結組織36例、ホルマリン固定組織59例のリストアップを完了した。また、gemcitabine代謝酵素発現を検討するために、抗体としてRRM1、RRM2、dCK、CDA、5'-NT、hENT-1を入手し、現在実験の条件付けを行っている。きらに、上述の胆道癌モデルにおいて、転移部位の凍結組織、ホルマリン固定組織を確保した。
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Annals of Surgical Oncology 14
ページ: 1374-1380