研究課題/領域番号 |
19591587
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
外山 博近 神戸大学, 医学部附属病院, 特定助教 (10444598)
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研究分担者 |
松本 逸平 神戸大学, 医学部附属病院, 講師 (30379408)
新関 亮 神戸大学, 大学院・医学研究科, 助教 (60444593)
具 英成 神戸大学, 大学院・医学研究科, 教授 (40195615)
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研究期間 (年度) |
2007 – 2009
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キーワード | 膵頭十二指腸切除 / G-CSF / サイトカイン |
研究概要 |
膵頭十二指腸切除は、胆膵領域の悪性腫瘍の根治的治療として広く行われているが、手術侵襲が大きく、リスクの高い手術である。そこで手術の前後(周術期)に、一般に細胞性免疫能の低下している患者の治療に用いられるG-CSF(顆粒球コロニー刺激因子)を投与することにより、感染性合併症のリスクを低減させ、手術成績を向上させるか検討した。その結果、投与群で周術期の白血球、好中球数の増加は認めたが、CRP、炎症性サイトカイン、術後感染性合併症や在院日数のいずれにも優位な差を認めなかった。膵頭十二指腸切除の周術期におけるG-CSGの投与は、手術成績、医療経済のいずれに対しても有用性は示されなかった。
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