研究課題
基盤研究(C)
拡散テンソル画像を用いて軽度から中等度のびまん性脳損傷20人の軸索の拡散異方性(FA)を急性期に測定したところ脳梁膨大部のFAが有意に低下していた.さらに,急性期の脳梁膨大部と前頭葉白質のFA低下が慢性期の認知機能障害と有意に関連していた.一方,新しいMRI脳血流測定法(ASL法)を用いて正常人と頚動脈狭窄症患者の脳血流測定を実施し同法による非侵襲的な脳血流測定における有用性をほぼ確立できた.
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