研究課題/領域番号 |
19591681
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
宇野 昌明 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (90232884)
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研究分担者 |
永廣 信治 徳島大学, 大学院・ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (60145315)
松原 俊二 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 講師 (60294675)
西 京子 徳島大学, 医学部・歯学部附属病院, 助教 (60335817)
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キーワード | 頸動脈病変 / CEA / decorin / biglycan / HC II |
研究概要 |
頚動脈プラークの安定性/不安定性に分類して、急性期(4週間以内)と慢性期(4週間以上)の手術時期での検討を行った。その結果、急性期症例では不安定プラークの率が慢性期に比較して有意に多く見られた。また、急性期、慢性期症例のうち、不安定フラークでは血中及びプラーク中の酸化LDLが安定プラークより有意に高かった。また不安定プラークではMMP濃度が安定プラークより有意に上昇していた。この研究により、頚動脈狭窄症症例では発症早期に酸化ストレスが上昇しており、早期手術の妥当性を酸化ストレスの面から示した。 現在decorin、biglycanの発現や構造変化および機能の関連性についてCEA症例のplaqueを用いて解析し、さらに症候性/無症候性との関連性について検討し、解析している。またPlaque中のdecorin biglycanの発現や構造変化とHCII活性を解析し、血中HC IIにどのように反映されるかについて探求している。また術前にスタチンをと投与した例と投与していない症例を比較して、酸化LDL、decorin、biglycanおよびHC II活性とstatinの関係について解析し、動脈硬化発症および進展のmechanismを考察する予定である。
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