研究概要 |
関節リウマチ(RA)に対して生物学的製剤インフリキシマブ使用中の骨髄中に、細胞成分に富む隔壁の肥厚を発見し、これをthickness of interstitial septum (TIS)と名づけ、tumor necrosis factor-α(TNF-α), interleukin-6(IL-6)、receptor activator ofnuclear (kappa) B ligand (RANKL)、osteoprotegerin (OPG)、osteopontin(OPN)陽性細胞をコントロール群と比較してすべて有意な増加を認めた。従ってインフリキシマブにより組織学的にRA の骨髄中に骨代謝の活性化を認める変化を見出した。さらにTIS 中にCD68 やCD4 陽性細胞が多数みられ、細胞性免疫の活性化も認められた。
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