研究課題
基盤研究(C)
手術後の敗血症に起因する急性肺傷害をはじめとする臓器障害は、生命予後に大きな影響を及ぼすとされており、これらの予防は重要な課題とされている。本研究では、生体膜に存在するリン脂質のカルジオリピン(CL)を前投与することにより、リポポリサッカライドによりマウスに誘導される急性肺傷害が予防され、マウスの生存率が著明に改善することが明らかになった。この防御機序にはCLによる炎症メディエーター産生抑制が関与していることが示唆された。
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J. Clin. Biochem. Nutr. Vol.46(3)
ページ: 234-243