研究課題
基盤研究(C)
本研究の主眼は神経因性疼痛におけるミクログリアより放出される脳由来神経栄養因子(BDNF)のエクソンに注目し、BDNFの中でも特異的なエクソン合成抑制による疼痛治療の基礎を確立することを目指した。疼痛モデルで特異的に過剰発現するのはエクソンー1であることを特定した。疼痛モデルにおいて脊髄内にエクソンー1に対するsiRNAを投与し、ミクログリアとニューロンにおけるBDNF合成阻害を観察し、鎮痛効果を検討した。しかし、鎮痛効果は有意ではなく、次の段階としてDNAデコイを作成することとした。
すべて 2008
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