研究分担者 |
年森 清隆 千葉大学, 大学院・医学研究院, 教授 (20094097)
豊田 二美枝 千葉大学, 大学院・医学研究院, 准教授 (60009751)
外山 芳郎 千葉大学, 大学院・医学研究院, 講師 (70009637)
前川 眞見子 千葉大学, 大学院・医学研究院, 助教 (20181571)
神村 今日子 千葉大学, 大学院・医学研究院, 技術專門職員 (20422264)
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研究概要 |
1.ODF2キメラマウスの精細胞と成熟精子の解析 ODF2キメラ精巣を光顕および電顕レベルで解析し,異常精子発症過程を解析した。キメラ成熟精子を電顕レベルで解析し,不妊の原因となる形態学的異常を解析した。キメラと野生型の成熟精子を抗ODF2抗体とF1O抗体(ODF2を認識する異なる現有の抗体)を用いて蛍光抗体法にて比較解析し,両者間のODFの局在を解析した結果,違いがあることがわかった。 2.ODF2蛋白の精子細胞頚部における発現時期の解析 野生型マウス精巣を,抗ODF2抗体を用いた蛍光抗体法および免疫組織化学的解析を行い,ODFの発現時期を解析した結果,初期伸長期精子細胞に強く発現することがわかった。 3.ODF2蛋白の正常成熟精子における局在の解析 F10抗体を用いて成熟精子におけるODFの局在を解析した結果,頚部にも局在することがわかった。 4.ODF2関連speriolin蛍光プローブ導入トランスジェニック(TG)マウスの作製とODF2蛍光プローブ導入TGマウスの作成 Mouse-speriolinに緑色蛍光蛋白質GFPをつなぎ, mouse-speriolin-GFPを発現するmouse-sneriolin-GFP TGベクターを作成した. Mouse-ODF2の4つのアイソタイプのN末やC末に緑色蛍光蛋白質GFPや赤色蛍光蛋白質Cherryをつないだベクターを作成した。現在,培養細胞を用いて発現を確認中である。
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