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2007 年度 実績報告書

糖鎖バリデーションシステムを利用したヒト卵細胞の老化と試験管内成熟

研究課題

研究課題/領域番号 19591917
研究機関国立成育医療センター(研究所)

研究代表者

豊田 雅士  国立成育医療センター(研究所), 生殖医療研究部, 共同研究員 (50392486)

研究分担者 秦 順一  国立成育医療センター(研究所), 国立成育医療センター, 名誉総長 (90051614)
梅澤 明弘  国立成育医療センター(研究所), 生殖医療研究部, 部長 (70213486)
キーワード糖鎖バリデーション / レクチン / 卵子 / 発生
研究概要

1)卵子の発生・成熟過程における細胞表面糖鎖解析マウスの生殖腺が性分化を開始する胎生13.5日以降、性成熟が終わる出生8週までの卵巣を取り出し組織切片を作製した。そのうえで、糖鎖を認識するレクチンや抗糖鎖抗体を用いて免疫染色をおこない、発生・成熟過程にある卵子の状態を規定するレクチンの選定のための基盤を構築した。
2)排卵周期における卵子の細胞表面糖鎖解析マウスにおいては性成熟後約3日で排卵周期がおこる。また排卵数はほぼ一定で決まっている。この選択が生体内でどのように行われているのかの検証を、排卵周期に応じた形で卵巣を採取し組織切片を作製し各種糖鎖抗体やレクチンにより染色を行った。さらに排卵誘発剤投与における卵成長過程における影響についても検証を開始した。
3)糖鎖関連遺伝子の発現糖鎖解析で関連が強く示唆された糖鎖構造に関して関連する糖転移酵素や糖トランスポーターなどの関連遺伝子の発現動態を定量RT-PCRで検証するためのシステムを立ち上げた。糖鎖関連遺伝子の最適なPCRプライマーの設計と反応条件について検討し、発現動態検証への有効性についても確認した。
研究費は、研究試薬、実験動物および培養器具の購入、学会参加旅費、研究補助者への賃金として使用した。

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公開日: 2010-02-04   更新日: 2016-04-21  

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