2009 年度研究成果報告書

遺伝子異常モデルマウスを用いた内耳血管条障害の解明と保護作用

研究課題

研究課題/領域番号	19591963
研究種目	基盤研究(C)
配分区分	補助金
応募区分	一般
研究分野	耳鼻咽喉科学
研究機関	名古屋大学
研究代表者	曽根三千彦名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 准教授 (30273238)
研究分担者	中島務名古屋大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (30180277)
研究期間 (年度)	2007 – 2009
キーワード	蝸牛 / 血管条 / 内耳障害 / 難聴 / メラニン
研究概要	メラノサイト及びメラニンの増殖・産生に関連した内耳血管条障害の解明に関して、加齢に伴う蝸牛ユーメラニン量の優位な増加を同定し、活性酸素の解毒作用を介して加齢変化に対し保護的な役割を果たす可能性を示した。ミッドカイン(MK)とプレイオトロフィン(PTN)遺伝子遺伝子欠損マウスの聴力の閾値上昇、Kir4-1の発現と透過電顕にて中間細胞領域の空胞化変性をDKOマウス確認した。MKとPTNは中間細胞の維持に重要な役割を有していることを伺わせた。

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