研究課題
基盤研究(C)
過重力刺激により動揺病を発症させたラットを用いてFosを神経活性化の指標とした免疫組織化学法を行い、嘔吐反射に関与する中枢神経系、特に扁桃体の中心核の嘔吐反射への関与を検討した。その結果、過重力による前庭刺激により中継核であるLPBNのニューロンが興奮し、その出力が扁桃体の中心核を興奮させたと考えられた。さらに、過重力刺激による空間識異常により興奮した視床下部ヒスタミンニューロンが、ヒスタミンH1受容体を介して扁桃体の中心核を興奮させ、嘔吐反射が引き起こされる可能性が示唆された。
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