研究課題
基盤研究(C)
音を認知するためには、空気の音圧振動から鼓膜、耳小骨の固体振動への変換、内リンパ液への液体振動への変換、さらに内耳の音受容器(有毛細胞)から聴神経への電気信号への変換へとその伝達様式が変化していく。それぞれの過程で振動刺激の物理的減衰があるため、内因性の音増幅のメカニズムが存在するが、その中でも内耳蝸牛の音増幅メカニズムが最も重要である。従来蝸牛の有毛細胞の中で外有毛細胞がその役割を担うとされてきたが、本研究は内有毛細胞も音増幅に貢献するメカニズムを有することを示した。
すべて 2008 2007 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (6件)
Brain Res 1228
ページ: 68-72
Equilibrium Research 64(3)
ページ: 161-169
Auris Nasus Larynx (in press)