研究課題
基盤研究(C)
脊髄先天性奇形の一つである二分脊椎症における奇形脊髄領域での神経細胞発生異常の有無に注目し、歩行障害を再現できる二分脊椎ニワトリモデルでの運動神経細胞の分化動態を免疫組織学的手法で検討した。その結果、運動神経細胞の発生の初期にわずかな発生遅滞が起こっていることが明らかとなった。これらの結果から二分脊椎症患者の歩行障害発生の抑制に胎児手術という母胎に負荷をかける治療方法の選択には、さらなる検討が必要であると結論できる。
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